おおはしのブログ

大学生Webライターのブログ

20歳の自分に受けさせたい文章講座

こんにちは。おおはしです。

 

自分で文章を書こうとするとき、

「文章を書こうとすると、固まってしまう」

「思っていることを上手に文章で表現できない」

と悩んだことはありませんか?

 

そんな、悩みを解決するべく

古賀史健の「20歳の自分に受けさせたい文章講座」を紹介します。

私自身のアウトプットの練習も兼ねているのでぜひお付き合いください。

 

話せるのに書けない

 

文章を書くとき、「話せるのに書けない」と悩む人が多くいると思います。

私自身Webライターとしていくつか記事を執筆しましたが、何度も筆が止まってしまった経験があります。

 

今回は、多くの人が感じているであろう、「話せるのに書けない」といった悩みを解消していきましょう。

 

まず「話せるのに書けない」人の多くは、

頭の中には伝えたいことがあるのに、文章に落とし込むことが出来ないと感じているのではないでしょうか?

 

では、頭の中を文章に上手に落とし込むにはどうしたらよいのか、紹介していきます。

 

作文とは翻訳である

 

多くの人が感じている、頭の中を上手に文章にできないという悩み。

まず文章を書くにあたって、

 

ーー文章を書く

 

という意識を捨てましょう。

文章を書くにあたって意識してほしいのが次の言葉です。

 

ーー書こうとするな、翻訳せよ

 

「翻訳ってあの翻訳?」

そうです。皆さんが知っているあの翻訳です。

英語を日本語に翻訳するように、頭の中にぐるぐると渦巻いている感情を文章に翻訳するのです。ここで大事なのは、書くではなく翻訳するということなのです。

 

つまり、頭の中の伝えたいことを、相手に伝わるように工夫して文章を書くのです。良い文章作成は、「自分の頭の中の翻訳」から始まるのです。

 

例えば、「投資の詳しい内容」を「投資に詳しくない人」にも伝わるように書くという具合です。

 

3つの再

「翻訳ってどうすればできるようになるの?」

はい。ここでおすすめしたいのが、「聞いた話を誰かに話す」です。

自分が聞いた話を、伝わるように人に話すことは、翻訳の第一歩なのです。

 

そこで、聞いた話を人に話すことによって得られる「3つの再」を紹介します。

 

「再構築・再発見・再認識」

 

  • 再構築・・・話の内容を再構築する
  • 再発見・・・話の真意を「こういうことか!」と再発見する
  • 再認識・・・自分がどこに興味を持ったのか再認識する。

 

再構築

まず、「再構築」について紹介します。

 

日常の会話にしろ、取材で聞いた話にしろ、会話というものは内容があちこちに行き来するものです。「夜ごはんの話」をしていて気づいたら「思い出話」に暮れていたり。

 

そんな散り散りになった、話の内容を自分の言葉で話すことによって内容を再構築するのです。会話の内容やその場の状況やいきさつなどを、自分なりにまとめ一つのストーリーとして語ることが重要です。

 

再発見

また、日常会話や取材で、内容を100%理解することは不可能です。

自分の知らない言葉が出てきたり、相手の話が支離滅裂っだったりするかもしれません。

 

ですが、自分の言葉で再構築していくプロセスの中で、「ああ、こういうことが言いたかったのか」と理解する瞬間があるはずです。これを再発見と呼びます。

 

再認識

 話の内容を再構築して、内容を再発見し、最後に再認識することが出来ます。

 

聞いた話を自分の言葉で話すとき、その内容は自分が焦点を当てた内容になるはずです。つまり、聞いた話を人に話すことで、自分が話のどこに興味を持ったのか知ることが出来るのです。これが再認識です。

 

言葉でないものを言葉に

他に翻訳の練習として、次の翻訳を紹介します。

それは、「言葉でないものを言葉にする」という翻訳です。

言葉でないものは以下のようなものです。

 

  • 地図
  • 景色

例えば、最寄り駅から自宅までの道を誰にでも伝わるように言葉にしてみたり、今自分が見ている景色を詳しく自分の言葉で説明してみたり。

 

そこで大事なのが、主観を一切入れてはいけないということです。

 

「美しい」などといった主観は、人によって感じ方がそれぞれであり、正確に伝えることは不可能なのです。主観を一切入れることなく正確に伝わるように言葉にすることが大切です。

 

道具も準備もなしに、できる翻訳なのでぜひ実践してみてください。

 

理解するため

翻訳して書くという過程で得られる恩恵はほかにもあります。

書くというアウトプットを通じてわからなかったことが自分なりに理解できるようになるのです。

 

ーー人は理解するために書くのではなく、「理解する」ために書くのです。

 

わからないことがあったらとりあえず書いてみましょう。

 

おわりに

今回は、頭の中を文章にする翻訳について、具体例とおすすめの翻訳を紹介しました。

翻訳を通じて、自分の頭の中にあることを上手に文章にすることが出来るようになるでしょう。翻訳の意識がとても大切です。

 

また、本を読んだり、人の話を聞いてわからないことがあったらとにかく書きましょう。きっと、自分なりに理解が出来ます。

 

次の記事では、詳しく文章の書き方について焦点をあてて紹介したいと思います。

ぜひ次回もよろしくお願いします。

 

 

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